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放射線科

放射線科の設備

ヘリカルCT

当院では、脳出血急性期の診断、脳卒中の経過観察、脳萎縮の早期診断などに日立製ヘリカルCTを用いています。ヘリカルCTは、高速に広範囲を連続して撮影でき、通常のスライス画像だけでなく、造影剤を静脈から注入して脳動脈の3D画像も撮影することができます。また、高齢で脳卒中を発症したり、意識障害が強い場合などは、嚥下性肺炎を合併することがあり、全身状態の低下につながることがあります。そのような場合の肺野の撮影にも高速で撮影できるヘリカルCTは有用です。

日立製PRATICO(ヘリカルCT)|造影剤を使用した脳血管の3D画像|ヘリカルCTによるスライス画像

MRI

日立製オープン型MRIX線の画像は主に構造を映した形態情報であるのに比べ、MRI画像は病変の組織コントラストを自由に設定でき、病変の検出が容易であり、脳卒中の早期診断、微小脳梗塞、未破裂脳動脈瘤、脳腫瘍の診断など、脳神経外科の診断に重要な役割を果たします。当院では、最新の日立製オープン型MRI(AIRIS Vento 0.3 Tesla)を導入しています(H21年6月現在)。オープン型のシステムは、圧迫感、閉塞感が少なく、全身のあらゆる方向の断層像が撮影できます。断層像だけでなく、MR-Angio(血管像)の撮影も出来ます。
※MRIについて詳しくお知りになりたい方はこちら(日立メディコ)をご覧下さい。

【超電導MRIとの違い】

最近は、多くの医療機関で導入されている超電導といわれる1.2teslaや1.5teslaの高磁場MRIですが、当院のMRI(0.3T)の機種はそれに比べ劣っているかというと、撮影された画像の精度や撮影できる能力(T-1画像、T-2強調画像、Flair画像など)にはほとんど差はありません。むしろ、オープン型MRIは、撮影中の閉塞感がなく、低音で(MRIの機種によっては、工事現場かと思うほどの音がします)、検査中の安心感や快適性はより優れているといえます。では、高磁場MRIは何が優れているかというと、撮影時間の速さにあります。通常、当院のMRIで20分ほどかかる撮影を、高磁場MRIはおよそ半分の時間で撮影してしまいます。ですから、大病院など1日に多くの撮影をこなさなければならない所は高磁場のMRIが必要、ということになります。また、動いている器官、特に心臓の撮影などは、高磁場のMRIでないと出来ません。このように、撮影時間は少しかかってしまうMRIですが、前述のように開放感に優れたオープン型で、撮影中はリラックスして横になっているだけですのでご安心下さい。

T1画像|T1画像|FLAIR画像|DW-EPI|MR-Angio|MR-Angio

脳血管造影検査

麻酔下で動脈にカテーテルを挿入し選択的に造影剤を注入して血管を撮影する検査です。脳卒中のより詳細な病態の把握や、脳動脈瘤、脳動静脈奇形の診断、脳腫瘍の腫瘍と血管の観察などのために非常に重要な検査となります。

脳血管造影室|脳血管造影検査による脳動脈

脳血流動態検査

脳血流動態検査(Xe-CBF)非放射性のキセノンガスを吸入しながらCTスキャンした情報を解析し、脳血流量(Cerebral Blood Flow)と血流分布を見る検査です。病変の血流量を観察したり、認知症の識別に有用な検査です。

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